【スタッフ育成】美容師の個性と、美容室のカラー

川口市・西川口

こんにちは、ハルノブです。
今回は
「美容師の個性は必要なのか・大事なものなのか」
というテーマでお話しします。

スタッフ育成に関わる重要な根幹の部分です。

個性が大事か?と問われると
「そんなのあたりまえじゃん」
ってなりますよね。

いや
意外と大事にしてなくないですか。
意外と押し潰したり、余計な意志を押し付けたりしてませんか。

と、こんな感じだとなにを言ってるの、って感じなので
詳しく説明していきます。



その個性にお客様がつく

当たり前のことなんですけど

・静かなお客様に、おしゃべりなスタッフ
・趣味・嗜好が合わないお客様とスタッフ
・ご年配のお客様に、ギャルギャルなスタッフ

一概にまったく合わないとは言い切れませんけどね。
孫のように可愛がってくれるご年配の方もいるかも知れません。
実際、私のお客様にもそう言う方はいます。

もちろんテクニックも絡みます。
大前提として、得意でないスタイルやカットデザインは
失客の元です。


お店のカラーが出過ぎると個性は潰れる

私自身、お店のブランドは
それほど必要はない、と思っています。
よほど高い意識をもって、高い料金で、高いサービスを目指す
こういう場合には、ある程度は必要です。

私は以前、ヴィダルサスーンカットに従事していました。
そのころはサスーンカット一色で頑張っていましたが
今はその感性は取っ払っています。
もちろん私のカットのベーシックになっていますし
これからもその根付いたものは外れないでしょう。
当然あえて外すつもりもありません。

その根底の部分・ベーシックとなった部分は
その時に好きだったものや、流行でやらざるをえなかったもの
色々ありますが、外すことはしなくて良いかも知れません。
もちろんなかなか外れない、ということもあるでしょう。

少し話がそれましたが
次の項でお話しするのは、そういった固定観念からはちょっとハズレた話です。

 

 

思いっきり個性を伸ばす・だけどいらないところは徹底的に無くす

過去に多数支店のある会社の、店長をしていた頃です。

A、まったく喋らない、無口なスタッフ
B、ものすごく喋りすぎて、手が止まっちゃうスタッフ
C、入社当初からヘアメークをやりたい、と言ったスタッフ
D、入社してすぐにでも、同期の誰よりも早くスタイリストになりたいと言ったスタッフ


こんな面々がいました。

詳しく解説します。

A、まったく喋らない、無口なスタッフ

本当に喋らない。

「いらっしゃませ……」
「いかがなさいますか……」
「いかがでしょうか……」
「ありがとうございました……」

本当にこれしか喋らないスタッフがいました。
何度かは注意しましたが、もうこれはアカンと思いましたw
当時は注意しちゃってましたね。

でもそのスタッフは、客数をそんなにこなせないものの
十分な指名客がついていました。
当然、寡黙で静かなお客様ばかりです。
これはこれで、オーケーかなと。

B、ものすごく喋りすぎて、手が止まっちゃうスタッフ

「やだ〜〜wwwww」
「ほんと〜〜??それぜったい彼氏が悪いって!!」
「いいな〜〜ディズニーwwwww」

なんていう会話中、ずっと手が止まってる。
後ろから「(おい、おい)」って突っついて
ようやく「あっ、すいません」と。

でもね、多少効率はわるいんですが、
これはこれで良いと思ってました。
お客様も楽しんでいるし、なにより場が明るかった。

ムードメーカーって大事な存在です。

C、入社当初からヘアメークをやりたい、と言ったスタッフ

サロンの美容師とはベクトルが違う
憧れの存在ですね、ヘアメークさん。
毎年いるんですよ、そう言って美容室に入社してくる人。

私は30歳の頃、池袋店の店長でしたので
新卒入社希望の店舗面接をやっていました。
その人は一際めだつ存在ではありましたが
入社してからもグイグイくる人でした。

「ヘアメークになりたい」

こんなことを言っていても、足掛かりがないんですよね。
特に最初に美容室に入ってしまうと、美容師になっちゃいますからね。

スタート地点から違っていたんですが
私は当時、カットコンテストやヘアショー、劇団のヘアーをやっていたので
積極的にその人を連れてまわりました。

まあ多少の足掛かりにはなったでしょう。

今その人は、テレビ局のヘアメークをやっています。
かなりの努力をされたと思います。

今後にも期待しています。

D、入社してすぐにでも、同期の誰よりも早くスタイリストになりたいと言ったスタッフ

《例外のケース「外す」ということ》

スタイリストになるためには
最低で3年は必要だと思っています。
その人は2年強でなりました。
入社当初から

「同期の誰よりも早くスタイリストになりたい」

最初はダメだと言いました。会社の方針があります。
会社に所属している以上、その方針に従うのが社会人です。
やりたいことをやりたいのであれば、自分で立ち上げるのが筋です。

この考え方は少し古いですが、しかしその方針にしたがってやっていけば
効率よく技術をみにつけられる、洗練されたカリキュラムでもあるので
そこから外れてやっていくのは、リスクがある。

それを伝えて、会社にも相談して
その時の室長に言われたのは
「そいつだけ特別扱いして、お前(私のこと)はそれで良いと思うのか」
はっきりと「良いと思います」と答えました。

私の独断でそのスタッフは、同期とは全く別のことをし始めるわけですが
そのスタッフも勝手ですが、私も私で勝手です。

やらせてやりたい気持ちというよりは
どう成長するんだろう?という興味のほうが強かった。

結果、私はそのスタッフを見届けることなく退社したんですが
見事、誰よりも早くスタイリストになれたそうです。
時には外すやり方もあって良いかも知れません。

まとめ

個性とはなにか。
それほど難しく考えることでもないような気がします。

やりたいことが決まっていれば、それに邁進するべくがんばればいい。
ただそれには、後押ししてくれる人がいたらもっといい。

でも「これだ!これしかない!」と決めつけるのではなく
もっと柔軟に、その人のことをよく考えてあげて
良い部分だけ伸ばしてあげれば良いと思う。

人を変えることは難しいです。金があれば別ですが。
でも私たちトップやオーナーが若い子たちに出来ることは
たくさんあるはずです。

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